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フェイジョアのユニークってどんな植物?|オージープランツの仲間
・フェイジョアの中で最も早く実がなる極早生品種で、一才性(若木でも実がつく)
・自家結実性があり、1本でも実がつく(他品種と一緒に植えるとさらに実つきが良くなる)
・樹形がコンパクトで、鉢植えや家庭栽培に適している
・果実は丸型でやや小ぶり(約40~70g)、ゼリー質で香りがよく甘みがある
・豊産性で花付き・実付きが良い
フェイジョアは園芸界隈ではそこまで珍しい品種ではありません。
ここ何年かでじわじわ人気化しているオージープランツ(オーストラリアやニュージーランドなど南半球原産の植物の総称)です。
フェイジョアを選んだ理由|果物と目隠し効果
今回フェイジョアをわが家に迎え入れた目的は「果実」と「(軽めの)目隠し効果」です。
子どもが果物好きということもありますが小さい苗木から育て数年越しで果実を得られる体験も一緒にしてみたいと考えました。
あとは単純に食べたことのない果物であるということ。
鮮度の問題もあるのでしょうか、スーパーで気軽に手に入らない食べ物という点にも惹かれます。
そしてもう一つの目的が「目隠し」。
隣家とのあいだにフェンスこそあるものの、目線を隠すほどの高さはないため樹木の葉で「軽く」目隠しができるのも魅力。
よくある和風の垣根ではなく、常緑で氷点下以下の環境でも何とか耐えてくれそうということで迷わず選択。
目隠しをフェンスで完結するか樹木で代替するかは好みの問題ですが、フェンスでがっちり囲うのもプライベート空間を演出するにはいいですよね。
しかし、豪邸でもないため狭く感じてしまうことやそもそも今あるフェンスを撤去して新たに設置するには時間もお金もかかる。
ということでほどよい目隠しは植栽で解決する方法を選択しました。
メンテナンスの手間もほどほどで済みそう|常緑樹で最終樹高もほどほどか
フェイジョアは中高木のため品種や環境次第で3メートルほどまで成長するものもあるようです。
しかし、わが家のように庭植えで周辺の土壌環境がそこまで良好でない場合は2メートル前後で収まるケースが多いよう。
また、生垣にも使えるとはいえ頻繁な剪定が必要なく常緑樹であるため落ち葉の量も限定的。
病害虫にも強いということで心は完全に決まりました。
ユニークが欲しい!|実店舗で入手できずWeb注文でちっさい苗が届く
地方で暮らしているためちょっと足を伸ばすと業販用も手掛ける大規模店舗があります。
植栽計画を始めてからというもの「業者か?」というほど毎週末出かけているのですが、珍しいもの好きの性格もあってかお目当ての植物に出会えないということがしばしば発生します。
フェイジョアも「アポロ」など流通量の多いものは置いてありますがお目当てのユニークは手に入りませんでした。
そのためしかたなく送料をお支払いしWebで購入することに。
「3.5号ポット」と記載があったのでわかる人にはわかるのでしょうが、届いてびっくり。

ちっさ・・・
垣根とはほど遠い姿でもしっかり開花|単純にうれしい

高さ30cmにも満たないほっそい苗が届き、内心「枯らしてしまうだろう・・・」と弱気になっていたわたし。
新米ガーデナーではあるものの、暇があれば園芸の本やYouTubeをかじりつくように見ていたわたし。
おかげで自宅のウッドデッキ下には袋詰めで売られている糞(堆肥)だけでなく赤玉土や腐葉土など実に多彩な土たちが鎮座しています。
家を買う前の自分が見たら絶句でしょう。
でも久々に楽しいからオッケー。
そして、3月に仕入れたユニークも気温を見計らいながら定植。
途中気温が急低下したりと心配もありましたが5月に入りまさかの開花。

う、うれしい。
1年目は葉っぱだけだろうと決めつけていたので嬉しい誤算。
実は同時期に同じフェイジョアの「コバーノ」も入手・定植しているのですがこちらは成長も遅く花が咲く気配もありません。
やはり品種の違いによる差があらわれている模様。
おわりに|植栽をはじめたらちょっと楽しみが増えたかも

家の購入からあっという間に半年が経過。
庭の植栽をきっかけにガーデニングにここまでどっぷりとハマるとは想定外でした。
特に、家の配置と植栽の関係をセットで考えることで室内から見える景色を考えたり季節の変化による光の差し込みかたを想像したり・・・
植栽ひとつにもいろんな工夫があることを知りました。
目隠しをするには常緑樹がいいけどリビングに面したウッドデッキ近くには落葉樹を取り入れることで夏は葉が茂り日陰を創出、冬は落葉することで暖かい日差しの恩恵を授かる・・・
そんな感じで木と家を組み合わせて想像することで何倍も環境づくりを楽しむことに繋がっています。
そしてなにより、実家で暮らす母との会話がはずむはずむ。
こっちはオージープランツなど比較的新しい樹種の情報を、母からは土づくりや基本的な植栽のノウハウを得られるなど思いのほか会話が増えました。
さらに、ご近所さんは自分の親ほどの年齢の方が多くたまに顔を合わせてもあいさつ程度でした。
しかし、アホみたいに庭をほじくり返し日々増えるみどり色の支柱を横目にいつしか声をかけられることが増えました。
そして会話も園芸中心になるためはたからみれば立派な?井戸端会議。
諸先輩方のアドバイスはご自身の経験からくるもので参考になります。
そして何より同じ土地で植物を育てておられる方の経験は貴重。
越冬のためのマルチング要否などまさにこの土地で植物を育てるために必要な知識が詰まっています。
そんな感じで、木を植えるだけの行動が想像もしていない方向へ好循環が生まれています。
そして、木を苗から育てることは時間を味方につけることにもなるためこのあたりもこれまで継続してきた株式投資に通ずるものがあるように感じます。
なんだかガーデニングブログへ変化しそうな勢いですが、引き続きFI(経済的自立)へ向け投資のほうも継続していきますのでよろしくお願いします。
では、また。
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