プレFIREで実施した料理
これを料理と呼ぶのかはさておき、お盆休みで半ば強制的にプレFIREのチャンスを得たときのおはなし。
ちょっと時間ができたらやりたかったことの一つに「パンを焼く」ことがありました。
幼少期に自宅へパン焼き機が登場した時や、旅先のパン屋さんで焼きたてのパンを食べるたびに「やっぱパンは焼きたてが一番おいしいよなぁ」としみじみ感じていました。
そして、わが家には出産にともない頼もしい戦力として「ホットクック様」が加わりました。そのためインスタ映えする凝ったパンなどには目もくれず、自らの胃袋を満たすためだけの地味パンを作ることに決めたのです。
材料をネットスーパーで入手
台風7号の接近に伴い外出はしたくなかったので、前回記事に載せた長男の退屈しのぎグッズである「メタリック3Dパズル」以外にもネットスーパーで食料品を調達するついでにパンの材料を購入しました。
事前準備が不足していた
ここまで、台風の通過を見越しきちんと事前準備をしていたようにみせて実は準備不足が露呈しこんな材料で作ることに。
料理好きさんやたまに夫が料理をして勝手に材料を使われイラついたご経験のある方は読み進まずにご退場されることをおすすめします。
これがふだん料理をしないおとこのリアルなレベル。ドライイーストを買ったのにバターを忘れるポンコツさ…
更に、レシピには何やら「○○をふるいにかけ…」というフレーズが。
ふるわないとダメなん?
お店じゃないんだからいっか♪
さらに「強力粉300gを…」とありましたがはかりが見当たらない。
キッチンのヌシは不在。思考停止しフリーズする父。…を見つめる4歳+1歳=シュールな構図の完成。
そして下した結論は…
計量カップでいっか♬
で、あれこれまぜまぜするとレシピでは「丸めてたたきつける」と書いてあるものの、手元にあるのは成型できる状態ではないベチャベチャのもの。たたきつけたら大惨事になるレベル。それぐらいはわかる。
仕方なくヘラ(うそ、しゃもじです。)で10分ほどまぜまぜして何とか成型くらいはできる状態に。
完成!
ホットクックで35℃を35分ほど2回にわけて調理。あいだにベンチタイム(言いたいだけ)を挟みます。この時点ですでに夕食時間帯へ突入。
キッチンのヌシが帰宅し恐らくホットクック様を使う予定であったろうと推測するもパン生地の発酵中で使えず。その空気に怯えながらも最後の「焼き」へ。
恐る恐るホットクック様のふたを開けると
なんかすっごい膨らんでる…
底面は焦げ目がついていい感じ。見た目は生焼けのヤバい物体でしたが食感や味はなかなかで家族にも好評。ホットクック様を占領した罰からは何とか免れることに。ホッ。
唯一こころ残りなのはレシピにあったプロっぽい「生地をたたきつける」動作ができなかったこと。
翌日もパン修行
迷いなく翌日もパンづくり。おとこってバカです。
前日のこころ残りを解消すべく牛乳とバターを仕入れまさかの2日連続パン修行。
はかりも発見し、ふるいは茶こしで代用。ムダに専用器具を増やすことは収納を圧迫するため避けます。
分量が適切になったからか、材料をレシピ通りに揃えたからか原因は不明ですが、水分量も適正で「生地をたたきつけられる」状態に。
ここで長男参戦。強力粉をまな板へまぶしグーグルさんへタイマーセットを依頼し準備OK。
親子でアホみたいに丸めた生地を投げつけます。昨日の分までお返しだ!
そんな姿をみた次男(1歳)も眼前で繰り広げられるお祭り騒ぎの空気を察し奇声を発しながら精一杯の小躍り。
こうして2日目のパン修行は終了。
おわりに
プレFIREそっちのけでパンを堪能した2日間でした。
豪華な材料を揃えずとも焼きたてで食べるだけでもパンは本当においしいですね。
食事は生きる上で必須であり、料理のスキルもQCDといったおつかいの達人としての視点をもつことで資産形成や健康面、また食への満足度向上といった効果が期待できることに気づかされました。
今後も食のQCDについて料理を通して考えてみようと思います。
結論:料理はFIREと親和性が高い。
最後までお付き合いありがとうございました。
では、また。
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