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AIに相談してリビングオーディオシステムが完成するまで ~現状編~

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幼少期~学生時代までのオーディオ遍歴(大したことない)

ちょうどCDラジカセが普及し始めた幼少期、はじめてラジカセを手に入れてからというもの周囲の音やテレビの音楽をマイク越しに録音することに夢中だったことを思い出します。
その後、SONYやSHARP(SD-NX10)のコンポをお小遣いやバイト代で手に入れるなど人並みに「聴く」を楽しんできました。
大学生で一人暮らしを始めると、BOSEの圧倒的な低音に魅了されリサイクルショップで偶然出会った301AVMを衝動買い。
アンプとは何かもわからないまま同じく適当に買ったDENONのアンプと繋げてみる。
薄い壁の1Kアパートで301AVMを納得のいく音量で鳴らすことなどできず、想像した低音とも出会えぬままガックリと肩を落としました。
間もなくして興味はバイクへと移りBOSEのスピーカーは完全にオブジェと化して学生時代を終えました。

20代後半でふたたびオーディオに惹かれていく

社会人となり20代後半で大型の液晶テレビを購入したのをきっかけに「いい音で映画を見たい!」と考えるものの、学生時代の失敗があるため本格的なオーディオシステムではなくビジュアル重視でビクターのウッドコーンを使ったミニコンポを導入。
ジャズが想定外にいい音を奏でてくれるし薄いテレビスピーカーと比べて劇的に改善された音質に満足。これでいいか・・・

その後結婚を経て、パートナーが楽器を趣味としていることも影響してか、10年以上ものあいだ実家に眠っていたBOSEが無償に気になり始める。
と、同時に301AVMの希少価値が上がっておりAV用途としてリビングオーディオにも最適じゃん!と気づきアンプの購入を決意。

「オーディオマニア」ではない。でも音楽は好き。そんなわが家のオーディオ環境(現状編)

AVアンプMarantz NR-1609
スピーカーBOSE 301AVM
センタースピーカーBOSE VCS-10
サブウーファーFOSTEX CW200A
スピーカーケーブル15年以上前に買ったオーディオテクニカ製の何か
テレビBRAVIA

現状はこんな感じ。
まともなアンプを初めて買い学生時代にガッカリした301AVMがようやくイメージ通りに鳴りだしてくれました。
また、サブウーファーの効果もあり映画も迫力ある音響で大満足。

実はアンプ購入当初は5.1chで運用していましたが部屋中をケーブルが走り小さい子供がウロウロする環境では見た目も実用性もダメ。
リアスピーカーの効果は映画作品によっては後ろから発せられる音で没入感を得られるメリットも確かにあるものの、地上波などではほぼムダ。
結局プロコンを整理すると「家族との共存」が優先事項となり自分自身もごちゃごちゃした見た目が心理的に受け入れられず2.1chで運用することに決めました。

正直スピーカーはかなり古いため現代的な解像度の高い音などは望めませんが、テレビのスピーカーでは聞こえていなかった音がきちんと感じられる時点でかなり満足しています。
ただ、ボリュームを上げても曇ったような感じがあり人物の声が聞きずらい傾向がありセンタースピーカーを導入しました。
これで最初の目標であった301AVMを再び!という目的は達成されたのでした。

戸建てへの引越しで生じた違和感

昨年末に紆余曲折を経て引っ越すことになったわが家。
マイホームで舞い上がることもなく淡々と引越しを済ませましたが、在宅中は一番多く過ごすスペースであるリビングで違和感が・・・。
原因はテレビ横で黒い箱に白文字ででっかく主張する「BOSE」の文字。
大学生の頃はこの存在感が好きでスカスカの音しか出ない(自分のセッティングのせい)この箱を好き好んでオブジェとして置いていたのに・・・

大人になった自分はテレビ台やダイニングテーブルといった大型家具に無垢の木を使ったものを好んで揃えるようになりました。
そんなインテリアに真っ黒な301AVMはどうやったって悪目立ちするのです。
加えて、2.1ch体制となったいまMarantzのNR-1609もまた違和感の原因に。
これは見た目というより5.1chを必要としない環境でAVアンプを使う違和感。
いっそプリメインアンプにしたほうがシアワセになれるんじゃないか?そんな気持ちが日に日に大きくなってゆくのでした。

おわりに|身近に相談できる人はいない ➡ AIに相談だ!

そんなこんなで引越しに伴う見た目の違和感から端を発したオーディオシステムの見直し。
オーディオの世界は「沼」と表現されることもあるほど機器の種類や価格も実に幅広い世界です。
また、Webをのぞくと素人にはわかりにくい表現で忖度ありありのコメントを残す評論家から他人を見下すベテランさんなどなんだかとっつきにくい世界が広がっています。
そして最終的には「自分がいいと感じる音を追求せよ!」みたいな元も子もない結論が。
それ自体は正しい意見ですが、普及機より高価なスピーカーを聞き比べられる店舗は地方に居るとなかなか困難です。

そんななかふと閃いたのがAI(Chat GPT、perplexityを活用)に相談してみるという方法。
高価なモデルを実際に視聴することが叶わないのであれば世界中のレビューから情報をまとめてくれるAIに相談するのが最も手っ取り早くストレスも少ないと考えたのです。
さらに、AIとの対話を進めるなかで部屋の間取りを取り込み家具の配置を伝えることで機器のベストなセッティング方法やおすすめのリスニングポジションまで当初は考えもしなかったアドバイスを得ることもできるのです。
少し長くなったので、実際にシステムを導入するまでの経緯は後日記事にしていきたいと思います。

株式投資のブログなのにオーディオ?と思われるかもしれませんが、投資家ならではの視点も織り交ぜかなり満足度の高い結果になりましたのでご興味があれば引き続きお付き合いを頂ければ幸いです。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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