株価は低調
Q2(4-6月)の対前年実績では売上高50億円減、営業利益が101億円減と業績は冴えない状況。
また、グループ会社であるGMOペパボとGMO-FHで計20.7億円の不良債権が発生し引当てを計上しています。
株主還元方針
同社は決算資料のなかで株主還元方針を明記しています。
その内容は総還元性向を50%とし内訳は配当性向33%と自己株式の取得・消却で17%。
このように方針を明記しているのは交換が持てますね。
次に、これまでの配当推移について確認です。
日本株では珍しく年4回の配当政策を実施。
配当額は年によってバラつきがあり連続増配株ではありませんが毎年配当金を支払っているようです。
FXや暗号資産が目立つが実は安定したネットインフラビジネスを持つ企業でもある
成長枠として金融事業が挙げられますが、一方で岩盤収益と同社が呼ぶネットインフラ事業の存在が事業の安定という意味では大きいようです。
また、サイバーセキュリティ事業では先日私も投資をしたサイバーエージェントなど名だたる企業への導入実績があります。加えてAIの活用にも積極的であるなど安定した基盤を持ちつつ次世代へ向けた成長投資にも積極的。
おわりに
GMOインターネットグループを知るきっかけとなったのがブログの開設です。レンタルサーバーの契約ではじめて事業内容を知り、その後しばらく株価をウォッチしていました。
投資の決断に至ったもうひとつのポイントが株主優待制度です。同社のサービス利用料5,000円分を優待で利用できるため、ブログの維持費を補いつつ同社をはじめとしたIT業界の動向にアンテナを張るモチベーションの維持にも役立ちそうな気がしています。
なんだかんだ言って日本株の場合、優待制度の心理的な影響って大きいんですよね。聡明な投資家さんはであれば株主優待制度で株式の売買に影響を及ぼすことなど微塵もないのでしょうが、私はまだまだ影響されまくりです。
ここのところ日本株も調整局面が続きますが引き続きFI(経済的自立)へ向けて精進してまいります。
では、また。
コメント