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[LMT] ロッキード・マーチンから配当金

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銘柄名      :ロッキード・マーチン
コード/ティッカー:LMT
入金額      :51.97USドル

株価は横ばいが続く

米国の国防セクターに属するロッキード・マーチンですが株価は冴えません。
本来であれば緊迫した地政学的情勢のなかで兵器需要もかなりの水準に達しているはずですが、一方でサプライチェーンの寸断や労働力の確保が業界全体の課題となっているよう。特に個体ロケットモーターや鋳鍛造品などの入手に苦慮し株価にも反映されたとみられる。

ロッキード・マーチンってどんな会社?

最新鋭ステルスF-35戦闘機や無人航空機などの軍用機を開発~製造まで行い、宇宙事業ゾーンでは衛星・宇宙輸送システムのほか攻撃・防衛システムの研究~製造までを行う。
いわばアメリカの防衛政策上重要なポジションを受け持つ企業といえます。昨今の地政学的緊張を背景に売上げを伸ばし、近年では宇宙事業も売上が2ケタ増となるなど参入障壁が極めて高い領域で着実に業績を伸ばしています。

保有後は増配が続く

年月四半期配当年間配当
2021年$2.6$10.4
2022年$2.8$11.2
2023年$3.0$12.0

参入障壁の高さから米国個別株のなかでも一定の支持があるLMT。
派手な株価の上昇こそ少ないものの着実に増配を続けており中長期保有を前提として買付けました。

おわりに|参入障壁の高さこそ中長期保有の理由

米国株は引き続きリセッションへの警戒が続くものの、今のところ大きな下落もなく推移しています。このためLMTは半導体関連銘柄など話題性のある銘柄に比べ地味な存在に映るかもしれません。
一方でおいそれと他社が入り込めない領域にある数少ない企業のひとつであることから、安く仕込めれば死ぬまで保有できるそうな安心感が魅力ですね。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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