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歯の自費診療でセラミックインレーを入れました。費用はいくらかかった?

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人生で2回目の自由診療へ

株式投資を始めてからというもの、あらゆる支出に対し「投資」という視点を大切にするようになりました。
過去の記事にも書きましたが学生時代の失敗で治療済みの歯をたくさん抱えることになってしまったわたしは、ここ数年あちこちの詰め物が外れ始めます。
そして前回は二次虫歯対策と治療にかかる時間(通院頻度)を節約すべくゴールド(金歯)での治療を選択したのでした。

そして今回は約20年前に保険治療したインレーが外れたためセラミックでの治療を選択しました。

なぜセラミック?おつかいの達人的思考とは

今回はセラミックを選択したわたし。
その理由は治療する場所が奥歯ではなく4番目のだったから。
自由診療を選択した一番の理由は「耐久性」。
といっても強度の話ではなく治療してから再治療となるまでの期間をいかに長くできるかという意味です。
強度だけで言えば、むしろ保険治療で多く使用される金銀パラジウム合金(通称「銀歯」)の方が割れにくく硬いです。
しかし、保険治療ということでコストを抑えた材料で治療をするのが基本となります。
そのためインレーなどの補綴物自体の精度や接着剤などの性能にも限界があります。

今回4番目の歯の治療にセラミックを選択した理由は、「審美性」と「二次虫歯予防と接着剤の性能アップによる耐久性」です。
審美性については、比較的人の目に入りやすい場所のため自然な白い歯の方が目立たないという単純な理由。
また、奥歯のように強い力がかかりにくい部位のため金属より劣る強度の問題もクリアできるという判断に。
一方、わたしが最も重視する耐久性についても自費診療ということで保険治療よりも性能のいい接着剤を使用できるというメリットがあります。

ということで投資的目線を加えた総合的な判断としてセラミック治療を決めました。

セラミック治療をする前に患者が注意したいこと|わたしのちょっとした「気づき」

一般的にセラミックを選択する患者の第一目標は「審美性」です。
つまり、いかに虫歯治療の痕跡を残さずに機能回復するかが最優先となります。
そんなニーズもあってか最初に患者としてしたことはセラミックの色確認。
自分の歯と色見本を比べて治療時につかうセラミックの色を決めます。
わたしの場合そこまでこだわりがなかったのでほぼ先生のチョイスにお任せ。
しかし、ここでひとつ気を付けるべきポイントがありました。

歯に付着したステインなどの着色汚れは事前にクリーニングすべし!

これ、意外と盲点でした。
特にコーヒー好きなわたしはうっすら着色があったようで、それに先生が気づいていただいて急きょクリーニングを実施。
個人の嗜好は先生も把握しきれない可能性があるため、特に通院歴の浅いクリニックでセラミック治療をする場合は事前にコーヒーや紅茶、ワインなどをよく飲むことを伝えることが大切ですね。

治療中の感想|ゴールドとの違いなど

先ほどの色確認もゴールドの治療ではやらなかった流れですが、他にも以下のような違いが。

・カメラでの撮影(再び歯の色確認)
・接着剤の違いによる硬化時間の差(セラミックの方が長い)

とにかくセラミック治療は審美性へのこだわりが半端ない。
きっと患者側も耐久性うんぬんよりもいかに自然な色で治せるかを重視しているのでしょう。
治療後に「色が違う!」とクレームになったら大変です。
このあたりはクリニック側の苦労も多いポイントなのかもしれません。
もう一つは、接着後から効果するまでの時間です。
ゴールドや金銀パラジウム合金の場合はせいぜい治療後から数時間です。
しかしセラミックの場合は使用する接着剤が違うのか完全硬化までに2~3日かかるようです。
といっても通常の食事ですぐ外れてしまうことではないそうですが、粘着性のあるものなどは避けるよう指示があった点は大きな違いですね。

セラミックインレーでかかった費用は¥71,500

自由診療を受ける場合は必ず治療後の保証について確認しよう
(保証の有無、保証年数など)

なぜかゴールドでの治療と同額。
金のほうが材料費は高いんじゃ・・・とか思いながらも色合わせなどのプロセスはセラミックの方が複雑なため「こんなもんか」といった印象。

多くの歯科クリニックで自由診療の費用について概算金額を明示しているため相場観は掴みやすいです。ただ、補綴物の大きさが違えば材料代も変化するため調べられるのはあくまで概算の費用。保険治療と違い好きな金額を設定できる自由診療のため、ある程度のリサーチは必要ですね。

治療費を構成する主な要素は以下のとおり。

・固定費が高い(好立地 + 賃貸 などの場合)
・人件費
・材料費(材料市況に左右される)
・設備状況(最新の機器を完備 = コスト高)
 ※固定費

土地の高い場所を借りつつ最新設備を完備。そんなクリニックであれば固定費は確実に高くなる訳です。勤務先が都心で自宅が郊外ならば自宅周辺のクリニックを選択したほうが治療費がリーズナブルになる可能性は高いですね。
しかし、経営はバランス。あくまでひとつの考え方であるため賃料が高い代わりに技術料(人件費)を安く見積もることだってあります。そのため、最終的にはいくつかクリニックのWebサイトをチェックして相場観をつかんでおくことをおつかいの達人は推奨します。

おわりに|歯への投資は一生モノ!

一度虫歯になると治療した後も「劣化 ➡ 再治療」のループから逃れることはできません。私のように何本も治療歴があると治しては外れるというサイクルが無限に続くことになります。そして、再治療をするということは多かれ少なかれ歯を削り続けることになりいつかは神経を失い入れ歯やインプラントを選択することになるのです。加えて歯医者さんへ通院し苦痛を我慢する時間を排除できるのであればそれは立派な自己投資であると私は考えます。

自身の歯に投資をすることで得られる幸せの価値は想像以上に高いのではないでしょうか。歯は失ったら二度と戻らずたとえインプラントであっても「歯根膜」という噛んだ時の繊細な感触を伝えるクッションのような役目を果たす部分は失われてしまうため本当の歯には敵わないという現実があります。
株式投資で配当を積み上げるのも大切ですが、二度と手に入らない自分だけの歯を守ることが将来の健康や幸福度を維持・向上する唯一の手段であると考えるならばどんな優良企業の株を買うよりも優先すべき投資先なのだと確信しています。

と、もっともらしいことを言いながら陰では保険治療のまま残っている歯の数を指折り数えいずれ来るであろう自由診療への出費に備えそっと震えているわたしが居ます・・・

この記事が虫歯治療の選択しとして参考になれば幸いです。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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