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おつかいの達人は「トータルコスト」でフッ化物配合歯磨剤を推したい
歯にかかるコストを考えたことはあるでしょうか?
虫歯になれば、その都度「レントゲン ➡ 歯を削る ➡ 型を取る ➡ 補綴物をセット」という一連の流れを受けることになりお金や時間だけでなく苦痛を味わうことになります。
歯に関する常識は日々アップデートされており、2023年にはフッ素(フッ化物配合歯磨剤)に関する内容も変更されています。
安価な発泡剤入りの歯磨き粉を選びがちですが、トータルコストを何よりも大切に考えるおつかいの達人は迷うことなくフッ化物配合歯磨剤を推します!
最新のフッ素事情をおさらい
2023年1月より、フッ化物配合歯磨剤の使用基準が大きく変わりました。
今回の改訂では、特に6歳~14歳のお子様のフッ化物配合歯磨剤の使用基準が大幅に見直されています。
ここでは、新しく定められたフッ化物配合歯磨剤の使用基準について、分かりやすく解説します。
主な変更点
1. 年齢別フッ化物濃度
- 0歳~5歳: 1,000ppmF(従来:500ppmF)
- 6歳以上: 1,500ppmF(従来:6歳~14歳:1,000ppmF、15歳以上:1,500ppmF)
2. 使用量
- 0歳~5歳: 米粒程度(1~2mm程度)
- 6歳以上: 2cm程度
3. その他
- 歯磨きの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。
- うがいをする場合は、少量の水で1回のみとする。
変更の理由
今回の基準変更は、国際標準規格(ISO)に合わせるために行われました。 これまでの日本の基準は、欧米諸国と比べてフッ化物濃度が低く設定されており、むし歯予防効果が十分ではないと考えられていました。
新しい基準のメリット
- むし歯予防効果の向上: フッ化物濃度が高くなることで、むし歯予防効果がより高くなります。
- 特に6歳~14歳のお子様のむし歯予防に効果的: 永久歯が生える時期である6歳~14歳は、むし歯になりやすい時期です。 新しい基準により、この年代のお子様のむし歯予防効果がより高くなります。
注意点
- フッ素の過剰摂取による歯牙のフッ素症を防ぐため、推奨量を守ることが重要
- 乳幼児の場合は、歯磨き粉を飲み込まないように注意が必要
まとめ
年齢 | フッ化物濃度 | 使用量 |
0~5歳 | 1,000ppmF | 米粒程度(1~2㎜) |
6歳以上 | 1,500ppmF | 2㎝程度 |
歯磨きの後は、歯磨剤を軽く吐き出す。
うがいをする場合は、少量の水で1回のみとする。
フッ化物濃度が高い歯磨剤はお店で売っていないことも
フッ化濃度が高い歯磨剤は近くのお店で売っていないことが多いです。
そのためAmazonや楽天市場などで購入しています。
以下は、わが家で使っている歯磨剤です。
【大人向け】フッ素濃度1,450ppm の歯みがきジェル
フッ素濃度が1,450ppmと理想的な商品。
以前は歯医者さんなどで販売しているジェルコートFを使用していましたがよりフッ素濃度の高いトータルケアにかえました。
【子ども向け】フッ素濃度950ppm の歯みがきジェル
0~5歳のフッ化物濃度が500ppmから1,000ppmに引き上げられたことで、この商品が子ども向けの歯磨剤として現時点では最適と言えそうです。
おわりに|歯磨き粉としては高い。でも歯への投資と割り切れば超割安?
フッ素配合の歯磨剤はふつうのお店に売っている発泡剤入りの商品と比べてとても高いです。
また、高い歯磨剤を使ったからと言って虫歯にならない訳ではありません。
しかしながら、フッ素は酸に強い歯にする効果(耐酸性の向上)や再石灰化を促進する効果があり虫歯予防に一定の効果が認められています。
1本で普通の歯磨剤の数倍はするフッ素配合品ですが、虫歯を予防する効果を勘案すれば超割安な歯への投資であると考えることもできそうです。
わたしは学生時代の失敗で多くの歯を治療することになりました。
現在もインレーの劣化などで再治療に多くの時間を割き、さらに健康のための投資として二次虫歯抑制のため自由診療を選択しています。
このようにならないためにも、未来の自分へ健康な歯を温存する手段として数百円ほどお高いフッ素配合の歯磨剤を選ぶことは決して無駄ではないと考えます。
株式投資よりも確実にリターンを得られるフッ素配合歯磨剤への投資は超割安な投資であると言えそうですね。
では、また。
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