STKとはどんな会社?
STKはベトナムで2011年に設立された合成糸とニット製品の生産・販売を行う会社です。製品はGAPやH&Mといったブランドへ供給されています。
また、ペットボトルを主原料とした再生糸の生産も行うなど環境に配慮した取り組みも好感を持てるポイントです。再生糸の割合は57.1%まで上昇しています。
売上げはコロナ禍の2020年に大きく落ち込みましたが、1年後には急回復し2019年を上回る経常利益を記録しています。
設立当初から約10年間で売上げが約2倍、税引き後の利益が約2.5倍となるなど安定した成長を続けています。
株式配当を実施
ベトナム株はとにかく情報が少なくこのタイミングで株式配当が実施されたのも個人的にはサプライズ(単なる情報不足?)でした。そもそもSTKは株価の値上がりを期待して購入していたため嬉しい誤算。
勝手に持ち株数が増える感覚が思いのほか心地いいです。実際は発行株式数が増加した分だけ株価は下落する訳ですが…それでも日米の個別株ではない仕組みのためなんだか不思議な気分です。
ちなみに肝心の割当比率は100:15。
持株数が6,000株のため今回は900株が無償で増加しました。日本円にして約167,000円也。
まとめ
同社は外国人配当比率も16%台とまだまだ海外からの買いは少なめ。今後は最終製品であるアパレルブランドも環境を意識した素材をより多く求められるでしょう。そういったニーズをうまく補足できるかがポイントになりそう。
今後もほどほどの距離を保ちつつベトナム株とお付き合いしたいと思います。
では、また。
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