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おつかいの達人(食料品編)

今日のおつかいは「食料品」について。日常生活でお金を支払う頻度が最も多いジャンルですね。
みなさんは普段どのように購入先を選んでいるでしょうか。価格が一番安い専門店、まとめて一か所で済む大型店舗、オンラインで配達まで完了するネットスーパーなどなど。

やはり最も気になるのは「価格」ではないでしょうか。
購入品目ごとに最安値を調べると、野菜は〇×スーパーだけど肉・魚は〇△商店が安い!といった具合にそれぞれの「最安値」を求めた結果、複数店舗を回る必要があり移動距離や時間が増えてしまったという経験も多いはず。

そこで今回は「時間とお金(価格)」の観点から食料品のおつかいについて考えます。

地方での食料品調達手段

地方での食料調達にはどんな方法があるでしょうか。

  • 店舗で買う
  • ネットスーパー(店舗引取り)例 AEONなどの各スーパー
  • ネットスーパー(自宅配送) 例 AEON、オイシックス、生協など
  • [番外編] 産地直売所

私の住むエリアは市役所や駅が近く路線バスや乗り合いタクシーなどのサービス圏内ではあるものの、子育て世代や現役世代では自家用車を使用した店舗での買い物が大半を占めています。

私はネットスーパーを利用する頻度が増えました。
“おつかいの達人” がなぜ配送料を支払ってまでネットスーパーを選択したのかその理由をお伝えします。

移動=コストと捉える

チラシやアプリを駆使して情報収集することはお買い得品を発見する手段として有効です。ただし、そこに費やす時間や複数の店舗を回るために使うガソリン代、さらには車を運転することに伴う事故のリスク(距離が増えれば任意保険料も増加)を「コスト」として捉えると必ずしもベストな方法であるとはいえません。
最安値ではないけれどネットスーパーや家から近いお店で全ての買い物を済ませられるとしたらどのくらいの金額差と時間が生まれるのでしょうか。

仮に1回の買い物が6,000円とした場合、時間を節約するため近い店舗やネットスーパーを選んだことにより最安値のお店から5%価格が高くなるとします。その場合の金額差は300円です。
しかし最も安い店舗が5㎞(往復10㎞)離れている場合ガソリン代が160円多くかかります。
※燃費:10㎞/ℓ、レギュラーガソリン価格:160円/ℓとして

これだけでは140円ほど高い買い物になりますが、さらにお店を回るために要する時間や交通事故のリスクなどを勘案すると思ったより価格差はないことも。

まず手始めに買い物へ費やす時間を削減することで自由な時間がどれくらい手に入るのか、またその時間を使って他にやりたいことはないかを一度考えてみましょう。
そのような目線を加えることで「140円高い」から「140円で〇〇をする時間ができた」に変化するかもしれません。
地方でも時給が1,000円を超える時代です。休日の時間まで時給換算するのは少し窮屈かもしれませんが、ご自身の考える時間の価値について考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

お金と時間どちらが大切か

このテーマはそれぞれのライフステージによって変化するかもしれません。
20代前半までの私であれば、迷わずお金を選択していました。これば可処分時間に対して欲しいものややりたいことがたくさんあったためです。
しかし、家族を持ちフルタイムで仕事に就く現在は時間がより大切であると感じています。
それは可処分時間が減ったこと以上に、自分に残された時間が限られていることをより強く意識するようになったからです。
別に何か大病を患ってしまった訳ではありませんが、アラフォーとなり(人間の寿命として)人生の折り返し地点に到達したこと、子どもが自立するまでの時間は想像よりも早いことなどを知り「時間>お金」の構図がより明確になりました。

それでも安く買いたい私が考えた対策

とはいうものの少しでも安く買いたいと考えるのがバイヤーとしての意地。ここで私が活用しているちょっとした仕組みをご紹介します。

私が利用しているのはAEONのネットスーパーです。


株式投資を利用して「イオン株式会社」の優待を利用することで最小単元である100株から「オーナーズカード」という株主専用のカードを入手することができます。このカードをネットスーパー利用時に事前登録しておくことで、お買い物金額の3%(持ち株数に応じて最大7%)を後日現金で返金されるま制度です。(例 6,000円の買い物をすると180円返金)

前述したとおり、ネットスーパーでは通常のお買い物と違い配送料(置き配は別途手数料あり)は追加で発生しますので最終的には「店舗までの交通費と買い物に要する時間」を天秤にかけどちらを取るか選択することになりますね。

[番外編] 産地直売所

地方暮らしでは地場で採れた農産物を安く入手することができます。
私の居住エリアでは直売所(無人を含む)がいくつかあり、見た目のきれいさではスーパーの商品に劣るものもありますが「鮮度と価格」は素晴らしいです。

わが家は子どもが小さいこともあり自宅から数キロほどの範囲をよく散歩します。
散歩は運動不足を解消してくれるだけでなく、“歩く時間=健康に投資” となりコストもかけていないため、もし直売所で欲しい商品がなくても問題ありません。結果的に上述したコストとは無縁の気軽な食材調達の手段になっています。
そんなささいなポイントも私が地方生活を好む理由のひとつだったりします。

まとめ

何気ない買い物のなかにも「時間の価値」という視点を加えることでふだんの行動を見直すきっかけになるかもしれません。さらに株式投資(株主優待)によりプラスアルファのコスト低減効果を得ることも可能になります。(株主優待以外にも配当金が支払われることもあります)


また地方生活者が忘れがちなポイントとして車の移動にかかるコストやリスクの存在があります。
ガソリン代に加え車を適切に維持するための各消耗品(オイル、エレメント、タイヤなど)は乗った分だけかかる費用です。また、交通事故のリスクは走る距離が増える分だけ上昇します。
(なんてことを言いだすと「車は負債」論を唱える側の人間と思われそうですが私はドライブ大好き人間です)
雑用のために時間とコストをかけるくらいなら好きな場所へのお出かけにそれらを費やすほうが断然有意義な人生になると私は考えています。

と、少し話が大きくなってしまいました。
皆さんそれぞれに仕事や子育てなど日々忙しい現代ですが、少しだけ立ち止まり「時間の価値」という視点でルーティン化した購買行動を見直すことでその後の自分に時間とお金をプレゼントすることができるかもしれません。
ご興味があればご自宅周辺の店舗に優待制度をもつ上場企業がないか調べてみてはいかがでしょうか。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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