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前回までのおはなし☟
売主さんと突然のご対面|この仲介さん大丈夫か?と不安に・・・
ついに買付証明書を提出し価格交渉まで終えて購入を決めたわが家。
決めたからにはもう少し物件の細部を確認しておきたいということで、仲介業者さんへ連絡。
契約書などの書類関係も一緒に作成させてください。
内見後に事務所でお打ち合わせをお願いします!
との事でしたが、その事務所までが車で40分とまあまあ遠い・・・
ということで、少し図々しいとは思いましたが購入予定の物件内で契約書類の説明をして頂けないか打診。
するとすぐにOKの連絡。子育て世代には貴重な休日を使うためこういう融通が利くのは非常にありがたい・・・
価格交渉前から、(両手仲介ではあるものの)仲介手数料のディスカウントを申し入れてくれた仲介さんの印象がさらにアップ!
・・・したのも束の間。
打合せ当日の玄関先で突然ひと言。
売主さんのご予定が合ったので本日はご同席いただくことになりました!
えっ?!
なんも聞いてないし、今日は残置物をどうするか決める目的もあったから売主さんの目を気にせずあれこれ見たかったんだよ・・・
と文句を言いたいところでしたが時すでに遅し。
インターホンを押す寸前でその話を聞いたためどうすることもできず。
こちらの意図をしっかり伝えなかったのも悪かったのでしかたないか、と諦める。
売主さんはふつうにいい人|双方で設備状態の確認をする重要性を知る
緊張しつつ売主さんとご挨拶。
買付証明書とはいえ、売り出し価格から200万円もの値引きをしてもらった手前どんなふうに思われているかちょっと心配でした。
そして、玄関で迎えてくれたのは旦那さん。
かなりお若めの印象ですが、わたしの心配とは裏腹に終始ていねいに対応いただきました。
壁などの破損部分も正直に申告してくださり「ここはぜったい直しておきたい」と考えていた場所は既に売主さん負担で修理を手配済みとのこと。・・・ふつうにありがたい。
そして、賃貸物件でもよくある物件のチェックシートをもとに双方で設備状況や傷などを確認。
築5年ということで致命的な瑕疵はありませんでしたがやはり小さなお子さんがいらっしゃるため、障子の破れやら床の傷など相応に生活感を感じる部分はあるのです。
しかし、契約後のトラブルを避けるためにもこの作業は絶対に必要だと実感。
雨漏りや断熱材の適正な施工といった施工時に発生しがちな部分は素人目ではわからないため、心配であればやはりホームインスペクションを利用するのがいいでしょう。
修繕費用は売主・買主どっちが負担する?|答えはケースバイケースらしい
今回購入を決めた物件は、価格だけでいえば同エリアの新築建売が買える(もしくはおつりがくるレベル)価格帯の物件です。
ただ、細かく見れば注文住宅で敷地も一般的な建売の約2倍ほどあるなど妥当な価格ともいえます。
ただ、大金をはたいて購入を決めたわが家の気持ちは「新築」と変わりありません。
賃貸物件であれば原状回復とクリーニングをされた状態で入居するのが普通のため生活感の残る部屋に入居するなんてことはこれまでありませんでした。
しかし、中古物件の場合そうはいきません。
売主さんがより高く・早く売り抜けるために自らの判断でハウスクリーニングを実施するケースもあるにはあるようですが、今回のケースでいくと値引きに応じて頂いたということもあり一方的に「全部売主負担!」とはいかないと感じました。
交渉といえば交渉なのですが、あまり強欲に話を進めるといい結果にはならない(ような気がした)ので慎重に確認作業をするよう心がけました。
具体的には、障子や壁の汚れなど軽微なものは買主(わたし)負担に。
修繕にそこそこ(数万円以上かつ通常の生活では生じないような破損・汚損など)費用がかかりそうなものは売主さんへ相談といった具合です。
壁の大きな破損(下地のボードまで穴があいてる!)は既に売主さん負担で修繕の手配を頂いていたことから、大きな不具合は他に1点のみ。
それは、タンクレストイレの自動で開閉する蓋の不具合。
Webで得た情報では、タンクレストイレはコスパが悪いらしい。ということ。
部品の供給が終了すると便器ごと買い替える必要があるというのがその理由のよう。
で、修繕したいけど値が張りそう(一式だと20~50万!)なので双方でしばし悩むことに。
すると、売主さんが思い出したように資料をゴソゴソ。
なんと、ハウスメーカー独自の保証に加入しておりトイレの不具合もその対象に含まれる様子・・・マジで助かった。
こんな感じで互いに何とも言いにくい項目を解決していき、その後はお決まりの宅建士さんからの重要事項説明や契約書へのサインを経て無事終了となりました。
これ、相手次第では全く話にならず険悪なムードになることも結構あるんじゃないかと思ったり。
次は気になる修繕方法とハウスクリーニングで悩むことに
自宅に戻り、家族へ報告。
トイレ問題は売主さんのファインプレーもあり無事解決しましたが、小さな傷や障子の修繕などは自分で解決しなければなりません。
そして一番大きな出費となりそうなのが「ハウスクリーニング」。
不動産屋さんに相場を聞くと、20~25万円ほどが相場とのこと。
うん、想像より(だいぶ)高い。
と、おつかいの達人の血が騒ぎ始めたのでさっそく情報収集開始。
大手のおそうじ本舗からくらしのマーケットまで価格も清掃内容も様々。
住宅ローン審査がおりれば早々に手配が必要となるため、このへんは後日記事にしたいと思います。
おわりに|中古の家でも気持ちは新築気分で住みたいよね
契約を進めるにつれてなぜ国がこれほど長期にわたり住宅ローン減税を継続しているのかが良く理解できた気がします。
家を決めたら、カーテン・照明・ソファにダイニングテーブル・・・それだけで3ケタ万円を超えるお金が出てゆきます。
一見お得に見えるローコスト住宅なども、カーテンレールやエアコンなどは標準装備となっておらず後から手配する必要があるため、実際に「家」として住めるまでには想定よりも多くの出費を覚悟しなければなりません。
それらが結果として「経済をまわす」ことに寄与するためこれだけ手厚い減税を受けることができるのです。
(新築の場合は外構費用もバカになりませんね)
で、中古物件を手に入れたわが家が相変わらず良くも悪くも大きなコダワリがないため、とりあえず専用設計で一番コストが嵩みそうなカーテンやブラインドのほか照明やエアコンも売主さんが必要ないとのことなのでありがたく使わせていただくことに。
このあたりは生活を始めてみて少しづつ買いなおせばいいと思っているため、肩ひじ張らずにまずは住んでみて決めようという作戦に。
これだけでどれだけの費用が圧縮できたことか。
築浅中古物件のメリットはこんなところにもあったのだと実感。
一方でハウスクリーニングはぜったいに入れようという結論に。
費用を節約するには「自分で」済ませるのがベストですが、さすがに大金を投じて手に入れた新居ですので、気持ちは「新築」で住みたいという考えに。
築浅でそこまで汚れていないとはいえ、他人の生活感が残った汚れを掃除することから始めるのはちょっと嫌。
気持ち的な問題といえばそれまでですが、お風呂や洗面所のトラップにたまったごみを捨てるのはさすがに萎えるということで即決。
考え方は人それぞれですが、引き続きみずからの感情に寄り添ったメリハリのあるお金の使い方をしていきたいと思っています。
では、また。
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