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続・4人家族が2LDKマンションから戸建てに住もうと思い立ったはなし ~買付証明書の結果 編 ~

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前回までのおはなし☟

買付証明書の提出から1週間|売主さんの回答やいかに?!

ポータルサイトに掲載が開始され、内見・買付証明書の提出までは約1週間の出来事でした。
そして売主さんの回答を待っているあいだにも(不動産屋さんいわく)内見希望が1組現れたとのこと。
やはり注文住宅でかつ築浅物件の需要は地方であっても需要があるようです。

そして買付証明書の提出から約1週間後に回答が入りました。

不動産屋さん
不動産屋さん

売主様としては残債の関係もあり○○円までが限界とのことでした。~のため物件の評価としては妥当なラインかと思います。ぜひ前向きにご検討ください。

わたしは売り出し価格に対して、他に売り出されている近い条件の物件価格をめやすにして400万円の値引きを希望。
一方で、先方からの最終回答は200万円の値引き。

さあ、どうする?!

改めて物件の価値を考えてみる|メンテナンス費用とか立地とか

ここで改めて物件の価値を考えてみます。
実は前回内見をした際に、住宅関係の書類に紛れて土地や家の購入価格についても知ることができました。
それらをベースに今回の最終提示額を計算すると、上物の評価額が築5年の中古戸建で一般的と言われる70%程度となっていることが分かりました。
外構についても門柱や玄関アプローチ、隣家のあいだにあるフェンスなど欲しいものがひと通りは揃っている状況です。(これらは上記の評価額とは別のためお得とも言えます)
そして、住宅自体の仕様も瓦屋根に高耐久仕様のサイディングなど購入後のメンテナンスコストを考える際、有利になる仕様であることを確認しました。
よって、不動産屋さんの言う「妥当な価格」というのはどうやら嘘ではないということがわかったのです。

意外な立地面の利点|小学校までの距離って大切

今回の物件、(わが家にとって)ほとんどマイナス面がないのですが唯一気になったのが「広すぎる」ということ。
家や部屋数が多いため子どもが巣立った後はあきらかにオーバースペック。
もし売りたいとなった場合に、ただでさえ土地の価格が下落しやすい地方で少しでも有利に売却できる土地がいいと考えていました。
定番でいえば「駅近」な訳ですが、徒歩15分圏内ともなると昔栄えていた名残なのか、道路が狭く隣家も近いためあまりいい条件とはなりません。

そんななか、小学校近くはわりと価値が下がりにくい説があることを知りました。
今回の物件は2階から小学校が見えるほどの距離。
近いとはいえ、道路を挟んでいるため騒音面でのデメリットはあまり気にしないでよさそうです。
そして、何より通学路が整備され子どもの足でも5分程度で通える近さは小さな子をもつ親としてはかなりポイントが高いです。
これが中学校・高等学校になると自転車通学が可能となり子どももそれなりに成長しているため親が徒歩圏内にこだわる理由が薄れます。
結果として土地の価値として小学校ほどのメリットは出ていないとのこと。
参考程度ではありますが、なるほど~という感じで地方で土地の価値を予測する際の参考となったので記録しておきます。

ついに購入の意思を固める|予算オーバーでもこれを逃すと精神的な負担の方がデカい!

約150万円ほど予算オーバーではありましたが、ここまで条件の揃った物件はなかなかないということでついに購入を決断!
FIREを目指すといいながら相反する方向へと向かっている気がしなくもない・・・
ですが、子どもの小学校進学、金利や住宅建築価格の上昇。それに住宅ローンの条件などを総合的に判断すると、まさに今が決めるべきタイミングでした。
新築や住宅デザイン(立地や性能は大事)にこだわらない価値観であるため築5年のキレイな物件を手に入れられてホッとしております。
前回の物件を逃したとき、前向きな発言でわたしを復活させてくれたパートナーでしたが、じつは小学校の学区が決まらずにいたことが小さなストレスになっていたようなのです。
予算オーバーとはいえ150万円のために購入を見送ることはむしろ金額以上のストレスを抱えることにもなりかねないため、今でも良い判断だったと自画自賛。

株式投資をしててよかったこと|予算オーバーは実は大きな問題ではなかった

このブログをご存じの方には今さらのお話ですが、わたしは30代半ばでの転職失敗を機に「地方でFI(RE)」をすべく舵を切りました。
FIとは(経済的自立)を意味しており、サラリーマン収入に頼らずに暮らしていける環境を整えることにあります。
そして、わたしは株式投資を通して年間100万円を超える配当収入を得ています。
当然これぐらいの金額では子どもを育てて老後まで安心な生活など成り立つはずもありません。
しかし、この配当金を積み上げた実績があるおかげで今回の予算オーバーはほとんど心理的な負担にはなりませんでした。

出所:野村総合研究所「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数

一方で、多額の住宅ローンを抱えることが確定したわたし。
ここ数年、投資環境にも恵まれ有名な野村総合研究所のピラミッドの真ん中まで進んでいたわたしは再びマス層の住人へと静かに戻ったのでした・・・

これ、未だに不思議な感覚です。
株式とキャッシュの合計額ではピラミッドの真ん中に居続ける権利があるのに、実質的にはマス層としてカウントされる。
住宅ローンという名の負債を負ったので当たり前といえばそれまでですが、当面は超低金利の恩恵をうけつつ温存した株式とキャッシュでFIへ向けた投資を継続していこうと思います。

おわりに|またしても株式投資に支えられ、5年前には描けなかった未来へと進んでいる「いま」

約6年前に新卒から10年以上の歳月を過ごした会社を辞め、憧れの超優良大企業へと転職をしたわたし。
たった1年で憧れの企業を去ることとなり(プロフィールへどうぞ)年収を大きく下げて現在の企業へ転職しました。
当時は家を買うなんてことは考えもしませんでしたし、とにかく自分にあう会社を見つけなんとか子どもを育てる体制を作ることに必死でした。

それから5年。
当時株式投資で養った企業を見る目のおかげもあり、勤務先は成長を続けています。
サラリーマンとしてすっかり自信を失っていましたが、これまでの経験を活かせる部署で人間関係にも恵まれ現在は最強の社畜ポジションである中間管理職へと成長?を遂げております。
これもひとえに株式投資で多くの企業を見ることに慣れていたことで、成長しそうな会社を見つけられたことが大きいと思っています。

そして今回、人生最大の買い物と言われる住宅購入でも社会人として大半の時間を費やした「おつかいの達人」としての経験と、株式投資で積み上げた配当金のおかげで、大きな決断をすることができました。
ここのところ住宅購入に関する記事が増えており、一部企業さまからもコンタクトを頂くようになり驚いております。
が、今後も当ブログの主軸はあくまで「おつかい」と「株式投資によるFI」の達成です。

引き続き会社からの解放を目指すサラリーマンの一員として日々精進して参りたいと思います。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

※プロフィール詳細はなまえをクリック

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