春~夏前のお出かけ先として
わが家では昨年から潮干狩りが定番化しつつあります。
その理由は以下のとおり。
- 子供と自然にふれあえる
- 海へのドライブが単純に楽しい(テンションあがる)
- 自分で採った食材をおいしくいただける(新鮮でおいしい)
- 子供の体力を消費し移動中にぐっすり眠ってくれる ➡ 帰宅後も機嫌がいい
- コストが安い(ガソリン代、道具代くらい)
ただし、砂浜までのアクセスや現地での環境(屋根やいすなし、日差しや風強い)を考えるとある程度自分で歩ける年齢にならないと厳しいかも。
我が家は上の子が3~4歳の時期に私と2人で行く頻度が増えました。
潮干狩りに適した日
基本は一年中OKですが、潮が大きく引く“大潮” の時間帯が日中に訪れるのがGW前後となることから4月~6月が一般的なシーズンとされています。
都道府県ごとに以下のサイトで適した日が調べられます。
潮カレンダー潮干狩りや釣りの潮見表に潮カレンダー全国の458ヶ所の潮汐表・潮見表。1ヶ月単位の潮の満ち引きや、1日毎の潮の詳細も確認できます。潮干狩りや釣りに是非お役立てください。
わが家ではピークとなるGWの前にあたる4月頃からスタートします。あまり早すぎると気温や水温が低く、短パン+サンダルとはいかなくなり子供の着替えだけでも荷物の量が増えるので要注意。
また、貝の成長は年単位でかつ水温が低い冬はほとんど成長しないため、天然の潮干狩り場では貝が乱獲される前の4月がベスト。
おつかいの達人的視点で用意した道具
潮干狩りのおおまかな流れは、
現地へ移動 ➡ ほじくる(採る)➡ 撤収 ➡ 帰る
以上をふまえそろえた道具は以下のとおり。
滞在時間1時間ほどを想定した内容のためかなりシンプル。
※普段のお出かけに必要な準備(水筒・服など)は省略
絶対必要なもの
- くま手(100均ではなくAmazonで1,000円前後のもの)
- バケツ(シリコン製で折りたためるもの)
- 帽子
あれば助かる
- レジャーシート(休憩用)
- ネット(貝を入れる網)
その他の装備
- リュック
- タオル(足ふき用)
- 日焼け止め(家で塗ってます)
少なっ!
さらに購入したものは“くま手”のみ。あとは家にあったもの。
私の場合、子供(4歳)の体力を考慮し移動も含めて半日で終わるイベントにしています。
潮干狩り専用の道具はくま手とバケツで十分。くま手は100均もありますが、複数回使うならば耐久性や作業性が欲しいのでそれなりのものを調達するのがよきです。
バケツは採った貝と道具を入れ、帰りに海水を入れて運ぶ両方の目的で。なお、長時間運ぶ場合は水温に注意が必要。
服装はリュックがベスト。特に上の子と2人で行くため貴重品や水筒などすべての道具をリュックにまとめ砂浜にはモノを置かないスタイルにしています。
子供は99.9%海で転ぶため手ぶらで放ちます。
現地にトイレや足を洗う水道がない場合はウエットティッシュも。
ルールは場所ごとに違う(けっこう重要)
注意すべき点は以下のとおり。
- エリア(潮干狩りOKな場所か)
- 採ってよい(貝の)サイズか
- 使用する道具は適切か(場所によって違う)
- 採りすぎていないか(重量制限など)
大洗海岸(茨城県)の例
大洗海岸は天然の貝のみが生息するスポットです。連続した海岸にみえますが定められた場所以外での採取は認められていません。
道具選びも注意したいポイント。
ネットで検索すると便利そうな道具がたくさん出てきますが、上記のように一度で大量に捕れそうな道具は禁止されている会場もありますので事前に調査することをおすすめします。
ある日の収穫
とある日の収穫です。
この日は子供が途中で貝探しに飽きて砂遊びモードに切り替わったため取れ高は控えめ。砂遊び中は「ギャー!波に(砂の)壁が壊された~」と大喜びしていました。←こっちのほうが大切。
大量に持ち帰ってもいざ自宅に帰るとたぶん「ふだんはこんなに貝食べんわ」と我に返るのがオチ。
何度か潮干狩りを体験するたび “量” へのこだわりは薄れていきました。
まとめ
潮干狩りは会場によって入場料や駐車料金など “費用” が発生します。
FI(経済的自立)を目指す身としてはつい “費用対効果” を重視して費やしたコストを回収すべく血眼になって貝を探していた…となりがちですが、海で過ごす時間そのものを楽しむことに集中したほうがより幸せかなーなんて思います。
子供が小さいうちは、「はだしで砂をふみしめる」「海に入る」「さっきより大きな波が来た!」など非日常的な体験だけで意外と満足していたり。
お出かけに困ったらぜひ選択肢のひとつとして潮干狩りを検討されてみてはいかがでしょうか?
ではまた!
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