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[1歳半/4歳]自宅でセルフカット

1歳からセルフカット

わが家には4歳と1歳の子どもがいます。
新生児の頃から毛量がそこまで多くなかったため、1歳を過ぎてから部分的に長くなった髪を切ることからスタートしました。
つまり、生まれて今まで美容室に行くことはなくすべてセルフカット。

ちなみに切るのは私(職業:事務職)で人の髪を切るのはもちろん初めて。思春期だったら絶対に拒否されていたことでしょう。

セルフカットにした理由

投資のために支出削減!と言いたいところですが少し違います。
1歳前後の子どもを美容室へ連れ出すとなるとそれだけで重労働。慣れない環境と知らない人を前にきっとそわそわ、バタバタすることでしょう。
結果として親は終始付き添うことになる訳で、そんなイベントが定期的に発生することを想像しただけでぐったりします。
なので、支出削減もかねて(結局そこ)YouTubeを頼りに美容師へ変身することを決めました。

おつかいの達人が揃えた道具と入手ルート

やると決めたらまずはカタチから。
最低限の道具を揃えます。

揃えた道具

・ハサミ(ベーシック、セニング)
・くし
・霧吹き
・ヘアカットケープ
・バリカン

最低限の道具から。さらっと書きましたがここにもオトコの無駄なこだわりを発揮します。

みねと
みねと

どうせなら美容師が使ってそうなハサミのほうが長持ちするか💡

おつかいの達人は常にトータルコストから最適な商品を割り出します。
子どもひとりの美容室代を1,000円として年間12,000円。6歳くらいまでセルフカットと仮定すると60,000円。うん、なかなかの金額。
でも、プロ仕様のハサミはさらになかなかの金額だったため断念。


そこで困ったときのメルカリへアクセス。運良く美容学生が在学中に使用していたハサミとくしのセット品を発見。状態もよさそうなので即購入。お代は1,500円(送料込み)。

霧吹きは観葉植物用を転用(ごめん息子!)し、バリカンとケープは新調。
バリカンは作業性を考慮するとコードレスがベストと判断。使用頻度が少ないためバッテリーのへたりにくいものが良いと考え、現在10年以上使用中のシェーバーと同じメーカーのBRAUNブラウン)製をチョイス。
ここまで揃えて約8,000円。

カット中はAmazonプライムビデオを活用

1歳頃はとにかくじっとできない、バリカンの音コワい、チクチクやだなど初心者美容師には超ハイレベルなお客様。
必殺のAmazonプライムビデオを駆使しても静かに座れる時間はわずか。
最初の3回くらいは園の先生に「おうちで切ったのね」と言われるレベル。ごめん息子。

ちなみに椅子は食事用のハイチェアを使用。
2歳頃まではとにかく立たないようにテーブルをセットした状態でケープも付けずに座ってもらいます。ケープはきょうだい揃って拒否されたのでサイズアウトした服を利用。終われば床に敷いた新聞紙とともに丸めてポイ。
今のところこの流れがベストです。

3歳頃には慣れてきた

新米美容師をあざ笑うかのように泣いたり怒ったりしていたお客さんも3歳を過ぎるころにはすっかり慣れておとなしくなります。
そうなるとようやく髪の仕上がりをあれこれ工夫できるようになり、刈上げ後の段差も徐々になめらか、セニングを使って毛量を減らし自然な感じにできるまで上達。(といってもプロには到底及びません)

コスト面のおさらい

6歳までセルフカットした場合の支出削減

□支出

 ・道具一式 ¥8,000

□削減コスト

 ・カット代 1,000円/回(12,000円/年) 

  ➡ 12,000円 × 5年 = 60,000円

□最終損益

 ・60,000円 ー 8,000円 = 52,000円

  ➡ 52,000円の支出削減に成功

冒頭に「セルフカットはお金のためじゃない」と言いながらアレですが、支出を伴う場合は上記のような試算をすることが大切だと考えているためあえて記載しました。たぶん病気(職業病)です。
で、実際は私の人件費がここにかかるためおそらく赤字になるわけですが、小さいあいだは付き添いが必要であることや送迎が必要であることなどを勘案するとトータルコストはプラスかな。と考えます。
私はお店で付き添いながらあやす時間をとにかく避けたかったのでコスト目線ではなく心理面を優先した結果がセルフカットであるというかたちです。

意外なメリット

コストの話はさておき、実際に子どもの髪を切ることでいろんな気づきがありました。
「あ、後頭部こんなカタチなんだ」とか「おでこ広いの遺伝したな」とか。
また、4歳になる長男とは髪を切る時間がちょっとした会話をするきっかけにもなっています。お互い他にすることがないので自然といろんなはなしをすることができます。
さらに、汗っかきだから夏は耳と襟まわりは短めにしようなどそれまで気づかなかった点にフォーカスでき思いついたタイミングで気軽にカットできるようになりました。

おわりに

セルフカットは正直めんどくさいです。
準備やら後片付けやら労力がかかります。支出削減目的だけではおすすめできませんが実際にチャレンジすることで色んなメリットが見えてくるのも事実。
非イクメンの私はあいかわらず子どもの変化に鈍感(爪が伸びたとか虫に刺されたとか)ですが、髪の長さだけは敏感に気づくようになりました。
また、専門家を目指す学生が使うハサミはカットする感覚も気持ちよく道具としても大切に使おうという気持ちになります。オイルを使ってメンテナンスすることで次男が「美容室行きたい」と言い出すまで活躍してくれることを期待しています。
今回はそんなおうちでのセルフカットについてのお話でした。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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