それはある朝はじまった
ここのところ息子(4歳)の寝起きが悪い。朝は6時頃に自然に起きたあと、ぐずぐず状態にはいり大声を出したり足をバタバタさせ「不機嫌だ!」と言わんばかりの自己主張。そんな状態では朝食や園の支度に取りかかることもなかなかできず次第にママもイライラ。途端に家の雰囲気が最悪に。
唯一の救いは天真爛漫な弟(1歳)がニコニコしてくれていることくらい。
朝からみんな不機嫌はツライ。なんとかせねば。
ここのところ連日この傾向が続いておりママも困り果てている様子。
私はというと、非イクメンらしく?機嫌のいい1歳児の相手をする役目を引き受けていたものの、さすがに毎朝この状態が続くのは家庭の平和が維持できなくなるため寝起きから荒れ狂う4歳児との接触を試みることに。
不機嫌の理由は・・・「眠い」かららしい
何度か話しかけても、イヤイヤ期のような完全無双状態に突入しており泣き叫ぶばかりで聞く耳を持ちません。
しばらく息子の様子を観察し落ち着いたところで話しかけ、その原因を突き止めました。
ズバリ原因は睡眠不足。
ネムイカラヤッチャッタノ
目をつむりながらひと言。
本人の口から理由を聞けただけでとりあえず安心。でもそんな眠いか?
ほんの少し睡眠が削られるだけでも影響があるらしい
そこで最近の生活を少し振り返る。深夜まで夜更かしをさせてはいないはず。通常は8時までに布団に入る生活ですが何らかの理由で30分から1時間ほど遅れることがあります。通園のため起床時間は決まっており、原因はやはり就寝までに発生する30分~1時間程度ほどのロスが翌朝のとんでもない不機嫌な状態へ繋がっていると推測。
機嫌をたてなおすプロセス|わが家の場合
1,超不機嫌な無双モードが途切れるまでとにかく待つ(重要!)
2,興奮が途切れる瞬間を見逃さず本人の好きな話を振ってみる
3,好きな話で頭の中が切り替わったところで原因を聞いてみる(対策を考えるため)
4,登園まで感情の“揺り戻し”に気を配りながら準備を進める
あくまでn=1のサンプルですが参考になれば幸いです。
大声で泣き叫んでいる時はまさに無双状態。本人も苦しいはずですが親はもっとツライ。なにせ怒りの理由が分からないのですから…
ただ、そこで声を荒げてしかるのではなくまずは本人が落ち着くのを待ちます。無理に原因を聞いたり急かすようなことをしないことです。
理由としては無双モードに入っているうちは親が何を話しても耳に入らず全て叱られているように受け取ってしまいがちだからです。そのため無視するわけでもなく、同じ空間の中で心の乱れが落ち着くまでしばらく様子を見守ります。(これが最初は難しい!)
平日の朝は時間がなく焦りますが無理に行動を促して事態を悪化させるよりは結果的に短時間で準備を済ませられます。
しばらく声を荒げていても次第に様子が落ち着いてくるタイミングがあります。その瞬間を見逃さず興味のある話(うちの場合:プラレール)などをしてみることでいつの間にか不機嫌であったことすら忘れてくれます。そうなれば、時計を見ながらいつもより準備が遅れていることを説明しスピードを上げて支度に取り掛かってもらうことができます。途中、先ほどの不機嫌モードが波のように襲ってきますが、それらを回避するため少し面倒ですが朝食のメニューに好きなもの(うちの場合:キャラクターのふりかけ)をちょっとを足すなど一工夫できると出発までにスムーズな準備が可能に。
おわりに
日常の何気ないトラブルですが、親にとっては園や仕事に遅刻するのではないかと焦ってしまい精神を大きく消耗します。幼児期の子育てを終えると喉元過ぎれば…系の出来事として忘れてしまうことでしょう。今まさに問題の真っただ中にいる皆様に私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
ではまた。
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