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続・4人家族が2LDKマンションから戸建てに住もうと思い立ったはなし ~リスタート 編 ~

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前回のおはなし☟

まさかの逆転劇で中古物件を逃して数週間・・・|新たな物件は突然現れた!

前回の物件探しで、築10年のよさげな注文住宅(中古物件)を見事に逃したわたし。
そのお家は状態こそいいものの周辺相場より高い価格設定が仇となり実に1年以上も売れずに残っていました。
そして、超スローペースで内見までを終えたわたしがようやく買付証明書を提出したタイミングでまさかのライバル出現。
中古物件の購入としては最強のカードともいえる「現金払い・値引きゼロ・入居日未指定」というまさかの条件であっという間に奪い去られたのでした。

その後、ショックを受けたわたしはパートナーの助言もあり何とか復活したものの、ポータルサイトをチェックする頻度は以前よりも増して多くなっていました。
しかし、2年ほど家探し(戸建賃貸を含む)をしてきた経験から希望するエリアで築浅のいい物件(断熱・気密性能がそこそこある的な)がすぐに出現する確率はかなり低いことがわかっていました。

そんなある日、いつも通りポータルサイトで新着物件をチェックしていると築5年の良さげな物件が出現しました。
ザっとスペックを見た感じでは、価格以外大きな問題はなさそう。
(前回までの経験で妥協点が整理できていたことをこのとき実感)

さて、どう進めるか・・・

同じ轍は踏みたくない。でも無理はしない。

前回の敗因をひと言でいうと「スピード」。
と言っても首都圏で繰り広げられる苛烈な競争ではありません。
あくまで自分のマイペースな動きが祟った結果です。

そんな前回の反省も踏まえ、まずはすぐさまWebから資料請求。
正直ポータルサイトに記載している情報+α程度の内容しか来ないことは承知のうえです。
真の目的は家族と情報を共有し内見の約束を取り付けることにありました。

これが以前のわたしだったら・・・

みねと
みねと

掲載してすぐは価格交渉しにくいからしばらく様子見だな

なんて考えてすぐには動かなかったでしょう。

でも、今回は違います。
価格は前回の物件よりも300万円以上高く(土地は50㎡ほど狭く、築年数は6年ほど浅い)周囲の建売が2,000~3,000万円ほどで手に入るエリアのため割高感は拭えません。
しかし、事前情報で中堅の注文住宅メーカー施工であることを知っていたためスペックは明らかに建売りよりも数段上であることを確認済み。

無理して予算を引き上げて買う意味はないと家族で再確認しつつ、まずは内見がてら売却理由と値引の可能性を探ることにしたのでした。

人生2度目の内見|立地や設備は文句なし!

前回は居住中の物件に幼児2人を連れての内見だったため、細部までじっくりという感じではありませんでした。
対して今回は半空き家状態(残置物はあるが住んではいない)のためゆっくりと見て回ることができました。
中堅とはいえ認知度はそこそこあるハウスメーカーのため、設備もハイレベル。
太陽光パネルに電動シャッター、大きなシステムキッチンに瓦屋根など挙げればきりがないほどの充実した設備。
また、立地も小学校やお店が徒歩圏内(地方では貴重な条件)。
駅までの距離も前回の物件より近くなりました。
(車通勤ではあるものの、飲み会や子どもが将来電車通学することを考えるとこれも地方では軽視されがちだけどわりと重要なポイント)

また、新築が立ち並ぶ建売や分譲地と比べて古くから家が建っているエリアのため周囲のお家も広めの庭がデフォルト。
窮屈さがなくいい意味で「いなからしさ」が感じられます。

結果として、事前の予測通り総合的には文句なしに「合格」となりました。

本題の「売却理由」に迫る|築5年で注文住宅を手放す理由とは?

ひと通り物件の内見を終えそのまま不動産屋さんと打ち合せに。
まずはこちらの状況を伝えて「本気で家探してます」アピール。
前回検討した物件で住宅ローンの仮審査(地銀とネット銀行)が通過していることや勤務先の情報などを簡単に伝えます。
相手が「コイツは支払い能力がある」と少し目が変わってきたところで本題へ。

みねと
みねと

築浅でキレイな物件ですけど今回手放されることになった理由って・・・?

不動産屋さん
不動産屋さん

奥様と旦那様がそれぞれご実家に帰られてまして・・・

守秘義務がどこまであるかはわかりませんが、そこまで聞ければ十分。
で、わが家的にはあまり気にしないよくあるパターンの売却理由だったためひと安心。
スッキリしたところでもう一つの本題へと移ります。

売主の売却希望時期を探る|専任媒介は売り主に関する情報が豊富であることがメリット

売却理由がはっきりしたところでもう一つの大きな課題である価格(値引きの可能性)について。
ここでも前回の反省をふまえ先に買付証明書を提出する意志があることをしっかりと明示。
また、同エリアの築浅や建売の物件価格情報を不動産屋さんとその場で共有し相談。
この物件くらいの価格帯なら決めてしまいたいという想いをぶつけました。
内見した結果、こっちの物件が一番ステキでしたよ!と第一希望であることをしっかり伝えました。

みねと
みねと

まだ売り出されてすぐですし希望額を売主さんへ提示すべきか正直悩んでいます・・・

前回の不動産屋さん(と売主さん)であればこの段階でもあまり反応は芳しくありませんでした。
しかし、今回は違います。
専任媒介ということで、ある程度値引きについて双方ですり合わせが済んでいることを会話から推測。

不動産屋さん
不動産屋さん

ぜひご希望の金額をご提示されてみてください

という言葉を頂き、その後の会話で「早めに売りたい」という意思が売主さんにあることも理解しました。

・・・と、今日はあくまで内見のため価格の話はここまでにしようと思ったところ、

不動産屋さん
不動産屋さん

仲介手数料も表示の金額から多少ご協力させていただきますので!

と嬉しいお言葉。
前回と全然違う・・・と言葉に出しそうになりながら空欄の買付証明書を握りしめ帰宅したのでした。

おわりに|中古物件はタイミング次第?!

今回はとにかくスピーディーに!を心がけ、相手が早期売却に前向きであることを確認できたため、買う気を見せて一気にたたみかける作戦へ変更してみました。
いまは買付証明書を提出し先方からの回答を待っているところです。
まさか短期間に2回も家の買付を行うことになるとは思ってもいませんでした。

そして、買付証明書を提出した時に気づいたこと。

みねと
みねと

前回の物件よりも今回の家の方がちょっといいぞ!

駅からの距離や築年数の浅さ。
そして自分には必要のないオプション(前回の物件は南側すべてに設置されたサンルームなど)で将来発生するであろう維持・撤去にかかる費用の心配もありません。
加えて屋根材は瓦、外壁材は窯業系サイディングではあるものの長寿命タイプであることも購入後のメンテナンスサイクルやコスト面で有利になりそうです。
そして何より築年数が5年以上も新しいため、全体のメンテナンスサイクルが長くなっている点が非常に大きなメリットです。

人間とはおもしろいもので、あれほど気に入っていた前回の物件があっという間に色あせて見える始末。
あのがっかりしていた時の自分に教えてやりたい。
「このあと意外といい物件出るよ?」と。

とはいえ、売主さんへは厳しめの希望額提示であることも事実であるためお断りされることも十分あり得ます。
ということで今回も無事?買付証明書の提出を終えたため、回答を待つあいだくらいは家のことを忘れて過ごそうと思います。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

※プロフィール詳細はなまえをクリック

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