ブログランキング参加中☟
現在の職場|年収200万減でUターン転職
新型コロナウィルスの感染が始まる約1年ほど前に現在の職場へUターン転職をしました。
そして人生で初めて「総合職」ではなく転勤なしが条件の「一般職」に。
転勤のリスクを避けるため収入減と引き換えに定住の権利を得た。そんな気分でした。
当時は年収減に備え築古格安アパートへ入居。
そして転職するタイミングが悪く賞与の支給までかなり時間があく結果に・・・
そのため生活費を極力抑えて何とか生活をやりくりしていました。
(幸い貯金をある程度していたのですぐに生活費がなくなることはありませんでした。貯金って大切!)
コロナショックで仕込んだ日米株が花開く|下がった年収がさほど気にならなくなる
収入減を配当金で補うべくコロナショックで本格的な株式投資を再開した結果、金融資産は年間500万円~1,000万円のペースで増加。はい、完全に運です。
当時のFIREブームもあり「FI(経済的自立)」が人生における目標のひとつに。
FIREの “RE” を除外したのは転職先の環境が良かったためです。
収入こそ減少しましたが、残業が少なく人間関係も良好。
早期に退職する理由がなかったからです。
(とはいえ、配当金で生活できるほどの資産も家もないため現実的にはもっとお金を貯める必要がありました)
ここで気づいたのは、何度か転職経験を経たからこそ得られた働く際の条件みたいなものが確立されていたということです。
もし新卒で就活中の自分が今の職場に出会ってもきっとESすらださなかっただろうと思います。
人の価値観はここまで変化するのかと自分のことながら驚きです。
そんなこともあり、収入面では株式投資による資産額の上昇に加え配当収入もいつしか年間100万円に迫るほど成長。
年収減によるプレッシャーを感じることも少なくなりました。
また、一般職となったことで業務のプレッシャーが軽減されており、ほぼ毎日18時までには帰宅できる生活へ。
幼いこどもの成長を見守る生活になんとも言えない充実感を感じていました。
突然の打診|そして複数の部署をまとめる管理職へ
突然の打診でした。
いまのワークライフバランスに心地よさを感じており、収入アップに対する欲望は驚くほど少なくなっていました。
以前は出世による収入アップを渇望し年収アップが転職先を選ぶうえで重要な条件のひとつだったのに・・・
いろいろと思うところはありましたが結果的には引き受けさせていただくことに。
株式投資のおかげ?|退路があるからチャレンジできる
現在の職場は業績が上り調子。
前向きな忙しさのためやりがいもそこそこあります。
守備範囲は広がりますが毎晩深夜まで働くといった状況は今のところありません。
今回の異動を引き受けた背景には、株式投資による資産形成が進みいつでも会社を去れる環境が構築しつつあるという状況があります。
もちろん今すぐに退職できるほどの資産はありませんが、今回の異動(昇給)により確実に資産形成を加速させられます。
今後、環境の変化によりストレスや長時間労働で体調を崩しそうになったとき、迷わず撤退できる環境があるということは本業に打ち込むうえでも大きなアドバンテージになります。
決して逃げる前提ということではありません。
しかし、中堅どころの年齢にさしかかった自分が家族やお金を理由に体調を崩しながら働くことは、その後の人生を棒に振る可能性があるといっても過言ではありません。
そんな最悪の状況を回避できるという「保険」をかけたうえで新たな仕事にチャレンジできることは業務を遂行するうえでも大きなメリットになろうかと思います。
おわりに|“RE” するかしないか決めるのはあとでいい
最後の転職で一般職を選んだ時点で「より多く稼ぐ」や「出世する」ことは諦めていました。
ところが、株式投資の経験を活かして将来性のある企業へ転職をしたことでわたしのサラリーマン人生は再び大きな岐路に差し掛かっています。
今回の選択が吉と出るか凶と出るか。
結果は数年先になりそうですが、少なくとも前回の転職でどん底を味わったおかげで再び株式投資やFIREとい生き方を知ることができました。
転職から5年。
一時は大幅な収入減に見舞われましたが、紆余曲折を経て当時の2倍ほどの水準となりました。
これでFI達成までの道のりは短縮されました。
“RE” することが最優先事項ではなくなったいま、残された人生の時間と組織に所属してこそ得られる経験を天秤にかけながら歩みを進めていきます。
そして「“RE”するかなんてどうでもいい」と言えるようになった状況を素直に喜びたいと思います。
FIへ向けた資産形成は道半ば。
今後もお付き合いいただけますと幸いです。
では、また。
応援よろしくお願いします☟
コメント