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4人家族が2LDKマンションから戸建てに住もうと思い立ったはなし⑷ ~中古物件 不動産屋さんへ突撃!編~

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前回までのおはなし☟

動き出した住宅購入作戦|内見前にまずは不動産屋さんへGO!

気になっていた割高(失礼!)な物件が突如500万円の値下げを断行したものの、依然として同エリアの新築(建売)物件並みの価格となっていたとある物件。
値下げ後しばらく様子見していましたが売れる気配はありません。
8月は閑散期というネットの情報を鵜呑みにしまずは専任媒介となっている不動産屋さんへアポをとることに。

Webサイトでは得られない情報の数々に驚き|早く動けばよかったと反省

聞いたことない名前の不動産屋さん(失礼‼)に少々身構えつつ、家族全員で訪問。
どうやら個人で経営されている小規模な会社のよう。
ベンチャー企業のCEOみたいな白Tに黒のパンツ姿で颯爽と登場した代表の男性。
最初に氏名と連絡先などの個人情報を記入させられた後は、こちらから決まった物件を問い合わせたということもあり煩わやりとりは一切ナシ。
Webサイトにアップされていなかった物件画像や売主さんの情報などを詳細に語ってくれました。
嬉しい誤算だったのは大手の不動産屋さんであれば回答を拒まれそうな情報(売却の理由や売主さんに関する情報)をこちらから聞くまでもなくお話いただけたこと。
良い悪いといった議論はさておき、購入希望者としてはかなり有益な情報を得られたことに感謝。
やっぱり足を運んでみないと得られない情報ってあるんだなーと実感。

売却理由や新築時の概算価格が判明|内見への意志が固まる

話は築10年で売却する理由と新築時の価格について移ります。
詳細は伏せますが、よくある離婚とか資金繰りの問題ではないということが判明。
ここまで話してくれるの?というくらい理由を説明していただき売却目的にネガティブな要素がなかったことに安堵。
むしろ検討中のエリアにあるお宅としては珍しいほど外構(大型のカーポート、外水栓3つ、そこそこ立派な門柱と玄関アプローチ、大型のサンルームなど)や住宅設備に多くの資金を投じている様子。
建設した工務店名もオープンになり10年前としては最先端の装備(樹脂窓、断熱材など)であることも判明。
また、既に部分的なリフォームを数か所実施しトイレも最新式のものへ変更されているとのこと。

そして土地を除く新築時の概算価格は約4,000万円超。
大手ハウスメーカーで建てた家ならば珍しい価格帯ではありませんが、ここは新築建売が2,500万円前後で売られているようなエリア。
だからこそ築10年で建物の評価額が半値となったいまも売れずに残っているということなのです。
よって、物件自体は少なくとも申し分ないためまずは内見をしてみることに決めたのでした。

中古物件の評価って難しい|いい家だけど安値でも売れない理由とは?

改めて今回の物件情報を整理します。

・築10年
・新築時の費用(建物+外構費用のみ) 約4,000万円
・周囲の新築(建売)価格       約2,500万円

土地の広さは建売の約2倍。(ただし地方につき土地代は安い)
住宅性能(断熱・気密・耐震など)は現在の建売と同等かそれ以上。
設備(内装全般)は建売よりもいい素材。

ではなぜ売れないか?

・地場の工務店が建てた家
・新築が手に入る価格帯(売値が高い)

ここに集約されるのではないでしょうか?
どれだけコストをかけたいい家であっても、一般消費者に認知されていない会社が建てた家は減価償却の計算(10年で半値!)により評価されてしまう。
大手のハウスメーカーが建てた家であればネームバリュー(アフターメンテの安心感など)プラスαの評価が付くことでしょう。


そして、買い手側は築年数が購入の可否を判断する大きな材料のひとつとなっていることです。
中古住宅をリノベしてお得に!みたいな情報も多く出回っていますが、それらを実現するには一定の知識と手間が要求されます。
それらを調べていくうちに、土地の安い地方であればあるほど「だったら新築を買ったほうが安心」みたいな流れになるのだと思います。

おわりに|内見で気に入れば最終交渉へ

ということで、次回は内見(居住中)へ行ったお話となります。
注文住宅とか考えてるご家庭からしたら考えられないほどあっさりした家選びですが、こだわりがないぶん価格と品質のバランスにはこだわりたいと思います。
通常であれば1年売れずに大きな値下げをしてもまだ数か月残っていたら「まだ下がる!」と考えてしまいます。

居住中のお宅は気を使うのであまり気が進みませんが、家族の生活環境を大きく左右するためこれを機にあれこれ勉強してきたいと思います。
物件がOKであればいよいよ緊張の価格交渉へと突入です。

では、また。

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嶺渡 岳(みねと がく)

3つの企業で購買職を経験。乾電池から石炭まであらゆる「買う」知識を習得。年間数十億の取引きで得たスキルを日常のお買い物へ活用する “おつかいの達人”。プライベートではUターン転職を果たすも年収200万減に。「貯蓄 ➡ 投資」を実践し年間100万円超えの配当収入を得る。50歳までにFI(経済的自立)を目指す。2児の父だがイクメンではない。

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